「口説き文句って何言ったの?」
「独りにしないで。って。これからは親として母がしてこれなかった事をしていきたいって前に言ってくれてたから…。」
「そうよね、レンはこんな広いお家でずっと独りだったのでしょう?」
「屋敷しもべが1人いたけれど…そうね、一緒に住んでいた訳ではなかったから。」
「ルーピンにしてたような事を、誰か違う人にしたいとかし事とかないの?」
ジニーのその言葉にレンは「またその話?」と苦笑を漏らす。
「だって、レンの恋愛事情、気になるところじゃない!」
ハーマイオニーもうんうんと頷いているがレンにとってはイマイチよく判らない。
「んー…シリウスにはしているし…抱きつくくらいなら、ロンにもジョージとフレッドにもしてるし、ハリーにも…あぁそう言えばドラコにはした事なかったかも。」
「彼奴にはしちゃダメ。」
ジニーが怒った猫のように毛を逆立てレンは笑ってしまう。
「さっきから人の事ばかりだけれどジニーはどうなの?」
「私は恋人いるもの。」
その言葉にレンは驚けば、気付かなかったの?と笑うハーマイオニー。
「貴女も知ってる人よ?」
「…もしかして、DAでいつも一緒の人?」
ジニーは大きく頷く。
「ハーマイオニーは?」
「…好きな人くらいはいるわ。」
「私だけ仲間はずれなのね。」
「そこ拗ねるところじゃないと思うけれど。」
ジニーとハーマイオニーは思わず笑い、レンを間にしたまま2人で会話を繰り広げ始める。
「レンはモテると思うのよ。見た目と面倒見の良さと。」
「あのザガリアス・スミスも意外と好意持ってそうよね。」
「それにあの幼馴染殿でしょう?」
「フレッドとジョージも案外好きだと私思ってる!」
「クリービー兄弟もレンを見る目がなんか違うと思うし…」
「私、ハリーはレンが好きなんだと思ってた!」
女の子というものはこう言った話が好きなんだなぁとレンはしみじみ思いながら瞳を閉じ「あの双子は私も仲間に入れてって言ったから構ってくれてるだけでしょうし、ハリーはチョウでしょう。」と一言漏らす。