「本当に、ちょっと素敵じゃない?」
ハーマイオニーは自分の守護霊を愛おしそうに眺めれば、突然必要の部屋の扉が開きそして閉まった。
だがそこには人が見えず、ハーマイオニーはレンに誰か見える?と聞くが首を横に振る。
「集中して魔力を探るから、声が聞こえてなかったら叩いて教えて。」
レンがそう言うと、ハーマイオニーは術を解き「判った。」と大きく頷く。
レンはホグワーツ内の魔力を探る。
ドラコの魔力が忙しなく廊下を歩いており、クラッブとゴイルもそれについて来ている。
「…何かを探しているの…?」
レンがブツブツと言っている間、ハリーは入ってきた人物…それはドビーで、彼と話している様だった。
「逃げて!今すぐに!まだ9時にはなってない。出来るだけ不自然にならない様に急いで逃げるの!」
レンはアンブリッジの魔力が此方へ近付いてきている事に気付けば大声でそう叫ぶ。
レンの言葉に何人かは練習を辞めて扉を開ければ部屋から逃げていく。
「あの女が来るのか?」
「そうです。ハリー・ポッター。そうです!」
ハリーは確認する様にドビーに聞くとドビーはハリーに抑えられながらジタバタしそう大きく叫んだ。
「何をぐずぐずしてるんだ!早く逃げろ!!」
レンの言葉に戸惑い動けなくなっていた生徒達にハリーが声を張り上げるが、レンはDAの名簿に手をかけ文字を魔法で消し、念には念を入れてそれを燃やそうとした時だ。
「「レン!早くしないと!」」
「レン、僕はドビーに言う事がある。最後に行くから、キミも早く行って!捕まってまたスリザリン行きにでもされたら嫌だ!」
「でも…」
「いいから!」
ハリーはレンの背を思いっきり押し、フレッドとジョージに託すと、2人はレンの手を取りその場を走り去った。