「ハリーに女か…もうハリーもそんな歳なんだな。ハリーはどうしてるんだ?」
「なんか憤慨している様な雰囲気だったわ。ブツブツ独り言を言いながら地下に降りて行ったもの。…そういえばシリウスは私とだけじゃなくてハリーにもこうやって話せる物を渡さなかったの?」
「渡したんだが、どうやら気付いてないな。私の渡したアレはどうした?と、ハリーに伝えておいてくれ。」
レンはそれに判ったと伝えると、その事についてはハリーが落ち込んでいそうならその時元気付けてやるさ。とシリウス。
「それにしても自主退学を考える者まで出てきているとは…今のホグワーツは相当酷いんだな。」
それに大きく頷くも「今日はスカッとしたけれど」と言うレンにシリウスも笑う。
「それで?自主退学の話は止めたいのか応援したいのかどっちなんだ?」
「応援するって決めているけれど…寂しいって思う私もいるの。でもホグワーツでの記憶が嫌なものままになってしまうのが嫌で…せめて送り出す時は何か気持ちを晴れ晴れとさせてあげられたら良いのにって思うのだけれど…。」
「そうだなぁ…それなら…」
シリウスは考える仕草をしてみせると、直ぐにニヤリと笑い、その秘密の計画を教えてくれる。
必要な道具はこうして…と、そんな計画をレンの話を聞きながら練って行くシリウスは何処か悪戯っぽく、そして何処か楽しそうだった。
レンが談話室に戻って間もなくハリーも顔色を悪くしたまま談話室に戻ってきた。
その訳を聞いても、スネイプが閉心術の基本はできて居るからもう1人で大丈夫だって言ったと言ったが、レンはそれが嘘だと思った。
「ハリーが元気がないのはチョウと喧嘩したのが原因なの?」
レンがそう言うとハリーはハリーは驚いた様に首を横に振る。
「さっき、あの人とっても惨めっぽい顔してたのよ。今度は何が原因なの?」
ハーマイオニーがそう言うと、裏切り者を庇ったとそうハリーは言い、ロンはマリエッタの事を悪く言い続けた。
レンはそれが終わりそうもないと気付くと寝室に戻ろうと立ち上がり、ハリーの肩をトントンと叩けばハリーは不思議そうに首を傾げる。
「ハリー。貴方がそう元気がない時に元気付けられる人からの伝言よ。ハリー、私が渡したアレはどうした?って。何か忘れてる事あるんじゃないかしら?ハリーと話したがっていたわ。」
耳元でこそっと言うと、なんだろう…?とハリーは不思議そうに首を傾げる。
「もしそんな人とどうしても話したいって思ったら私に言って?話せる方法があるの。」
レンはそう言うとハリーは頷き、レンはそのまま寝室に戻った。