「スリザリンにいる間、勉強しかやる事が無かったから。少し遊んだってバチは当たらないわ。」
ねー?とリーに同意を求めるとリーは頭を撫でてくれた。
レンはその後、ハーマイオニー達の邪魔にならぬ様、3人で談話室へ戻るとリーの隣に座り3人の話に混ぜてもらっていた。
なにやら新商品のアイディアを出し合っている様で、レンはそれをぼーっと聞いていた。
「レンは何かアイディアないか?」
「女性層を掴めそうな、何かをさ。」
レンはそう声をかけられきょとんとすれば、小さく首を傾げた。
「寝室で、女子達がよく話をしているのは誰がカッコイイとか誰が素敵だとかファッションとかお化粧の事とか…かしら…」
大体聞き流してるからよく覚えてない。と最後に付け足せば、思わず3人は笑い出してしまう。
「そうだな…それじゃ、惚れ薬とかか?」
「あまり長時間効いちまうと個人的事情で困る事が発生する。」
ジョージは至って真面目にそう言うと、フレッドとリーがニヤリと笑った。
「可愛いあの子に飲まされたらたまったもんじゃないもんな?」
「ジニー?」
「アイツは飲まされるより飲ませそうだな。」
レンが不思議そうにそう言うと、ジョージはやれやれと言いたげに首を振って言えば、フレッドとリーはレンを見てニヤリと笑う。
それじゃ何の事?と聞くが、そのうち判ると言われてしまい、レンはその変にニヤニヤしたフレッドとリーの視線から丁度談話室に入ってきたジニーを抱きしめる事で逃げた。
「どうしたの?」
「なんとなく。ジニーが見えたから。」
レンがそう言うとジニーは嬉しそうにぎゅっと抱きしめ返してくれ、レンはどこか癒された。
「あ。レンにも渡す物があったの。ママがレンにもって。」
そう言って差し出されたのは包み紙にはレンの家紋の絵が描かれた包みで、丁寧に開いてみるとイースターエッグだった。
そのチョコレート製の卵には小さなスニッチの砂糖飾りがいくつも付いていて、中にはプレゼント入り。と小さな紙が入っていた。