レンはぶすっとしてそう言えば、ハーマイオニーは可笑しそうに笑った。
「悔しがるところが違うわよ、貴女。」
叫んだら落ち着いてきた。というレンにハーマイオニーは小さく笑い、ちゃんと寝なさいよ?とハーマイオニーはベッドに潜る。
レンはそれに頷きながら指輪を見た。
『鎖と花…だよな?あれ有難う。』
『気付いてたの?』
『なんとなく、な。そうだったら良いなって。』
『私なりに見送れる方法がそれしか思いつかなかったの。』
『フレッドと、俺らの姫君は最高だって話してたところさ。』
『私は勉強どころじゃないとこよ。』
『俺のところに永久就職すれば良いだろ?』
『売り子さん?』
『永久就職=嫁入り』
『ばか。』
『照れてるお前も可愛いよ。』
『逢ったら真っ先にその口を抓ってあげるわ。』
『楽しみにしてるさ。俺らがいない間の虫除けもがっつりしたし、もう俺も遠慮はしないんでね。』
レンはそうジョージに返事に「虫?」と聞いたが「そう、虫。」と返されただけでレンは首を傾げ、そのままゆっくりと瞳を閉じだ。
だが、夢の中でもあの刺激的な告白が繰り返し再生されては飛び起きては、レンは等々寝るのをあきらめてしまった。
「…私、オーバーヒートしそう。こんな時、貴方ならどうしたのかしらね。」
誰もいない談話室で、ひじ掛け椅子に座ってはそう懐中時計に話しかけた。
返事が無いのは判っていた。