「ハーマイオニーが行くと言うのなら…他の4人も行くって言うかもしれないわね…そう沢山の人を連れて姿現しは初めてだから、ばらけないか不安だわ。」
「飛んで行くしかないよ。」
レン達の声が聞こえていたのだろう、此方へ近付きながらルーナが言った。
「レン、見失ったと思った…」
「ごめんなさい。人の時の感覚でいたわ。」
やって来たロン達はハリーに説明を求めた。
ハリーはレンと手を繋ぎながら、アンブリッジはケンタウルスに連れて行かれ、残ったケンタウルスはグロウブに追われて逃げて行ったと言う。
暖炉ではやっぱり本部にはクリーチャーしか居なく、嬉しそうにシリウスは神秘部から帰ってこない。また奥様と2人だとハリーに喜んでみせたという。
「ギルは居た?」
「居なかった。聞いたけど居ないって。」
「おかしいわ…クリーチャーを見張らせていたの。シリウスに危害を与えない様に…何かあったのかしら…」
「取り敢えず僕達は魔法省に行こう。」
「そうね。」
ジニーもルーナも行くと言う言葉にロンは激しく反対したが、流石あの双子の妹だ口でロンは敵わない様だった。
「これだけの人数、私は護りきれる自信はないけれど…皆の魂が体から抜け出ない様にお守りだけは施させて…」
レンはそれぞれの胸に一度触れるとその都度その手がぽぅっと淡い光を放つ。
「命に関わる様な怪我からは守ってくれる筈よ。」
皆は有難う。とそれに礼を言い、ロンは「この人数どうやって飛んで行こうか…」とハリーと共に首を傾げた。