「僕…さっきまでダンブルドアと話してたんだ。ダンブルドアが全ては自分が年老い計画よりも自分の感情を優先してしまったが故の事だって…全てはダンブルドアの所為だって僕に詫びてくれた…それと予言の内容も教えてくれたよ。ずっとそれを言わなきゃいけなかったけど、言えなかったって。」
「そう…誰もダンブルドアの所為とは思って居ないのにね。…言えるとすればシリウスをあそこに閉じ込めておいた事を怒るくらいよ。」
レンがそう言うとハリーも小さく頷いてくれる。
「予言がなんだったのか、聞いてもいい?」
レンがそう言うと、レンには聞いてもらいたい。とハリーは小さく言う。
予言はこうだった。
闇の帝王を打ち破る力を持った者が近づいている。
7つ目の月が死ぬ時、帝王に3度抗った者達に生まれる。
そして闇の帝王はその者を自分に比肩する者として記すであろう。
しかし彼は、闇の帝王の知らぬ力を持つであろう。
一方が他方の手にかかって死なねばならぬ。
なんとなれば一方が生きる限り、他方は生きられぬ。
闇の帝王を打ち破る力を持った者が7つの月が死ぬ時生まれるであろう。
生きられる者には血の加護を与えられる。
その加護が闇の帝王に渡ればその者は打ち破る事が出来ぬであろう。
「そう…ハリーがヴォルデモートと戦い倒さなければならない、って事なのね。」
「そうみたい。ダンブルドアはずっとそれを僕に言う事が出来なかった。僕とヴォルデモートが繋がっているから、僕をヴォルデモートが利用し、僕の事を殺してしまったり壊してしまう事を恐れていたって。その所為で自分が閉心術を教える事もしなかったし、結果今回の惨劇を起こしてしまったって。」
レンは「そっか。」としか言えなかった。
ハリーと手を強く繋ぎあって空を見続けた。
ふと気になりレンはポケットから懐中時計を取り出すと、それは淡く熱を持っていた。
2人は急いで立ち上がり壁を背に隠れれば懐中時計を開き、保存されている映像を再生するとそこにはシリウスが映っていた。