マクゴナガルは「これを。」と言い、クラッブの胸にはボストンバッグを、ゴイルの胸にはマントを押し付けた。
「私の部屋まで持って行ってください。」
2人は回れ右し、大理石の階段をどすどす上がって行った。
「さてそれでは…」
マクゴナガルは壁の砂時計を見上げた。
「そうですね。ポッターと友人とが、世間に対し『例のあの人』の復活を警告した事で、それぞれ50点!スネイプ先生、いかがでしょう?」
「何が?」
スネイプは噛み付く様にそう返事をしたが「あー…うむ…そうでしょうな…」と返事を返した。
「では50点ずつ。ポッター、ウィーズリー兄妹、ロングボトム、ミス・グレンジャー、そしてミス・クレスメント。」
マクゴナガルがそう言い終わらない内に、グリフィンドールの砂時計の下半分の球に、ルビーが降り注いだ。
「あぁ、それにミス・ラブグットにも50点でしょうね。」
そう付け足すと、レイブンクローの砂時計にサファイアが降った。
「さてポッターから10点減点なさりたいのでしたね、スネイプ先生。ではその通りに。」
そういうとルビーが数個上の球の方へと戻っていく。
「ミス・クレスメント。私は貴女に感謝しなくてはいけません。あの時貴女が助けに飛び込んでくれ運んでくれたから今私はここにあります。よって30点。ですが、試験を途中で抜け出した事、危険な所から飛び降りた事、それぞれに10点減点、よって合計10点の追加です。」
そう言うと、先程戻って行ったルビーが忙しなく下へと降りていく。
「さぁ、良い天気です。外で遊ばないのは勿体ないですよ。」
マクゴナガルの言葉にハリーはハグリッドの所へ行ってくるとレンに笑みかけて言えば、そのまま足早に去って行き、レンはまた階段の所に座り込んだ。