「ミス・クレスメント、其処で何をしているんです?」
「え?えー…判りません。」
なんで此処に座ってるかと聞かれてもレンには上手く色々と隠した説明が出来なかった。
「そんな事をしている位なら、お友達所へお行きなさい。」
「友達…?」
レンは小さく首を傾げれば、マクゴナガルは小さく笑う。
「お見舞いに行かなければならないのでは?」
「あー…そうでした。」
行ってきます。と小さく頭を下げればとぼとぼと医務室へと向かっていく。

医務室へちらりと姿を現せば、ハーマイオニーは嬉しそうに手招きしてくれ、ロンは自分の机の上に山積みに置かれているカエルチョコをレンに向かって一つ投げ寄越してくれた。
側にはジニーやネビルもいる。
「これは?」
「フレッドとジョージがくれたんだ。お店上手くいってるみたいだぜ。レンの事心配してたよ。沈黙の姫君になっちまったーって。」
なんだよなーそれ。っとロンは笑い、レンも小さく笑えばそのチョコをちまちまと食べ始めた。
久し振りに何かを口に運んだ様な気がして、少し心が満たされた様な気がした。
「貴女今まで何をしてたの?なかなか逢いに来てくれないんだもの。」
「ずーっと玄関の石段に座って外を眺めてたのよね。」
ジニーが苦笑しながらそう言い、ハーマイオニーは小さく首を傾げた。
「なんでそんな事してるの?」
「さぁ。…ただ外を眺めていたくて。…マクゴナガル先生がさっき帰ってきたのには遭遇出来たわよ。神秘部に向かった全員それぞれに50点ずつ点をくれたわ。」
「無事に帰ってきてくれたのね。」
ハーマイオニーは嬉しそうに言い、皆も嬉しそうだった。
ハーマイオニーは日刊預言者新聞をレンに見せ、魔法省がヴォルデモートの復活をとうとう認め、ハリーは頭のイカレた少年を抜け出し、また生き残った男の子に復帰したようで、ダンブルドアも剥奪された様々なものが戻ってきた様だ。