「配下か集め以外に何を?」
レンが不思議に思えば、ハリーも同じだったようで、ハリーは皆に問いかけた。
するとシリウスとリーマスが一瞬目配せをし、シリウスが答える。
「極秘にしか手に入らない物だ。」
ハリーがきょとんとしていると言葉を続ける。
「武器の様な物と言うかな。前の時には持っていなかった物だ。」
「前に勢力を持っていた時って事?」
「そうだ。」
「それってどんな武器なの?アバダケダブラより悪いもの?」
ハリーがそう聞くと扉の脇からカンカンに怒った顔をしているモリーが言った。
「今すぐベッドへ行きなさい。全員です。」
モリーはフレッド、ジョージ、ロン、ハーマイオニーをぐるりと見渡した。
「僕達に命令はできない。」
フレッドが講義を始めた。
「出来るか出来ないか、見ててごらん。」
唸るように言うと、シリウスを見ながら、小刻みに震えるモリー。
「貴方はハリーに十分な情報を与えたわ。これ以上何か言うなら、いっそハリーを騎士団に引き入れたらいいでしょう。」
「そうして!僕、入る。入りたい。戦いたい。」
「ダメだ。」
ハリーが飛びつくように言えば、シリウスはどこか嬉しそうな表情を一瞬したが、ハリーの意見を止めたのはリーマスだった。
「騎士団は、学校を卒業した成人の魔法使いだけで組織されている。キミ達には考えも及ばない様な危険が伴うからね。」
そう言うとフレッドとジョージは不満そうな表情をする。