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「どんな事が起こっても私の気持ちは変わらないよ、レン。私にとってとても大事な娘なんだ。」
「えぇ、有難う。…少し拗ねていただけよ。大丈夫。でも今度は4人でお出かけしたいわ。」
それにレンは小さく笑ってみせ、そんなレンをリーマスは優しく頬を撫で続けてくれていた。
「無理や無茶はするんじゃないよ?」
「毎年そう言っても聞かない愛娘殿だがな。」
そうシリウスはニヤリと笑う。
「したくてしているんじゃないわ。向こうから飛び込んでくるのよ。」
「とうとう相手の所為にしだしたぞ?」
「もう!ハリー、2人になんとか言ってあげて!」
「うーん…確かに向こうから突っ込んでくるけど、それが判ったら突っ込んでいくよね、レンって。」
「ハリーだって似た様なものじゃない!」
レンが拗ね始めれば、3人は可笑しそうに笑ってみせた。
「っと!間に合ったー!」
そんな4人の前にそういう聞き慣れた声がし、レンとシリウスはきょとんとし、リーマスは可笑しそうに小さく笑ってしまっている。
「そろそろ私は彼と交代をした方が良さそうだね。」
「ルーピン、気を遣ってくれて嬉しいが、俺はまだ姫君に選んではもらっていないんでね。レンの大事な時間を邪魔するつもりはないのさ。って事で其処にいてくれ。」
ジョージはウインクひとつしてそう言えば、リーマスは「随分と手強い相手に惹かれたものだね。」と笑っていた。
「判ってくれて嬉しいよ。コイツは鈍感だし、勇気を出して好きだと伝えても綺麗にスルーしたり違う意味に捉えたり、本当手強いんだ。」
「貶しに来たんなら私は行くわね。ハリーはゆっくり話していて良いわよ。シリウス、リーマス、見送ってくれて有難う。」
そうさっさと汽車に乗ろうとしたレンを慌てて引き止めるジョージにリーマスは可笑しそうに笑ってしまう。
「それに本気で臍を曲げるとなかなか治らないよ。」
ハリーは可笑しそうにそう笑っては「経験者は語るって奴だな。」とシリウスはニヤリと笑う。
シリウスはレンとハリーががっつりと喧嘩をしたのを覚えていたのだろう。
「頑固だって言いたいんでしょう?」
むぅっと拗ねた様な表情をするレンをハリーは「ごめんごめん。」と笑う。
「ジョージ、忙しいのに見送りに来てくれたの?」
「あぁ、最後までは居られないけどね。フレッドに任せてるんだ。」
「ベリティさん、だっけ?困らせる様な事してはダメよ?」
「なに、妬いてくれてんの?」
「いえ、別に。」
問答無用のその一言にシリウスは笑いが堪えきれずに口を押さえては声を殺して笑ってしまい、ハリーもニヤリと笑ってしまった様だ。


(P.61/全P.208)
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