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「ま、間違えたりしないさ。」
「気付かなかったら罰ゲームよ?」
「おう。望むところさ。」
「レン、楽しい目標ができて良かったじゃないか。」
「えぇ。一年で覚えられるかどうかわからないけれど…死ぬまでには覚えて遊んでみようとは思っているわ。」
その言葉に、レンの覚悟を知っているリーマスはどこか悲しそうに切なそうな表情をするも、ジョージは何言ってんだとわしゃわしゃとレンの髪を撫でた。
「ジョージ。あまり危ない事をしてはダメよ?もう世界は安全ではないのだから。」
「それは俺の台詞だと思うんだけどね。まぁ判ってるさ。DAで培ったもんもあるし、店にいる分にはどうにでもなる。」
「危ないと少しでも感じたらフレッドを連れて私の家に逃げて頂戴。あそこには死喰い人は入れないし、タイミングが合えばシリウスやリーマスもいるだろうから。」
「わかった。」
「シリウスとリーマスもよ?」
「判っているよ。」「判っている。」
そういうとシリウスとリーマスともう一度抱きしめ合い、お互いの頬に口付けを交わせば、ジョージとも軽く抱きしめ合い、レンは彼の頬に口付けをし「見送りに来てくれて有難う。」と囁いた。
ジョージはそれに頬ではなく鼻に軽く口付けをすれば、レンは頬を真っ赤に染め、ジョージの頬を抓り「変態。」と一言言えばリーマスは可笑しそうに笑っていた。
「いでででっ!ルーピン、笑い事じゃないって」
「でもそれはキミが悪いから仕方ないかな。」
「しかも父親の前でやらかすとはな…。」
「これから一年、俺は不利な状況に立たされるんだ、この姫には少しは強引に行かないと…!」
「もうジョージなんて知らない。シリウス、リーマス見送り有難う、行ってきます。」
「いってらっしゃい。」
「いつでも手紙をよこしなさい。」
可笑しそうに笑いながら、リーマスはそう言い、シリウスも表情を和らげ言ってくれれば、レンは軽く手を振る。
ジョージをちらりと見やれば小さな声で行ってきます。とだけ言えばベッと舌を軽く出した。
「いってらっしゃい。頑張ってこいよ。」
ジョージはそれを相変わらず可愛いなとニヤリと笑いながら言えばレンはすぐにそれを止め、二人に微笑み手を振ってから、荷物を置いたコンパートメントへと戻った。ハリーはウィーズリー一家と話がしたい様で、まだシリウス達と一緒に居た。


(P.63/全P.208)
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