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「キミのお名前を聞いてもいいかね?」
「ハーマイオニー・グレンジャーです。先生。」
スラグホーンはその名前を聞き、超一流魔法薬師協会の設立者と関係がないか、と聞くがハーマイオニーは首を横に振り「私はマグル生まれです。」とはっきりと言った。
「ほっほう!『僕の友達の1人もマグル生まれです。しかもその人は学年で一番です!』察する所、この人が、ハリー、まさにキミ達の言っていた友達だね?」
「そうです、先生。」
ハリーははっきりとそう言った。
「さあ、さあ、ミス・グレンジャー。貴女がしっかり獲得した10点を捧げよう。もちろんレン、キミにも10点だ。」
ドラコは顔面パンチを食らったような表情をし、ハーマイオニーは顔を輝かせてハリーの方を見遣り、小声で言った。
「本当にそう言ったの?私が学年で一番だって?まぁ、ハリー!」
「でもさ、そんなに感激する事か?キミは本当に学年で一番だし…先生が僕に聞いてたら、僕だってそう言ってたぜ!」
ロンがなぜか気分を害した様にそう言うと、ハーマイオニーは微笑んだが、シーッという動作をし、ロンはちょっと不貞腐れた。
「魅惑万能薬はもちろん、実際に愛を作り出すわけではない。愛を創ったり模倣したりすることは不可能だ。それは出来ない。この薬は単に強烈な執着心、または強迫観念を引き起こす。この教室にある魔法役の中ではおそらく一番危険で強力な薬だろう。…あぁそうだとも。」
スラグホーンは小馬鹿にしたようにせせら笑っているドラコとノットに向かって重々しく頷いた。
「私ぐらい長く人生を見てくれば、妄執的な愛の恐ろしさを侮らないものだ…。」
それでは始めよう。とスラグホーンが言うとアーニーはそれがまだ何か教えてもらっていません。と、言うとその言葉を待っていたかのように口癖の「ほっほう」と言う言葉が出る。
「そう。これね。さてこれこそは、紳士淑女諸君、もっとも興味深い一癖ある魔法薬だ。…これの名前が判るかね?」
スラグホーンはレンを優しく見つめレンは小さく頷いた。


(P.88/全P.208)
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