「ケイティが持っていた包み紙を私のマフラーでいいから直接中身に触らない様にぐるぐる巻きにして結んでおいてくれる?あれが破れた途端、ケイティは叫び声を上げたの。中身には絶対に触らない様に注意してね。」
そう言うとジョージは指示に従う様に杖を振るうとその包み紙は掲げられ、ぐじょぐじょになった包み紙の端からはパールのネックレスが姿を覗かせていたが、ジョージはそれに自分のマフラーで封印するかの様に巻きつかせてはその端同士をぎゅっと結んだ。
ハリーがハグリッドと共に走ってきたのはそんな時だった。
人だかりが出来ていた其処に「下がっとれ!」と指示するハグリッドの声が聞こえると直ぐにハリーと共に傍にやってきては、その様子に顔色を変えた様だった。
「ケイティがどうにかなっちゃったの!何が起こったのか解らない…。」
リーアンはハグリッドの姿を見遣ればそう泣きながら言い、ハグリッドは直ぐにケイティを抱き抱え、ホグワーツへと走り去っていく。
レンはその様子にホット息を吐いては立ち上がると、その背をジョージが支えてくれ、微笑む事で御礼を伝える。
「リーアン、だったわね?」
ハーマイオニーは空いている手で彼女の肩を抱き、そう言うとリーアンは頷いた。
「突然起こった事なの?それとも…。」
「包みが破れた時だったわ。」
「包みってさっき俺が回収したやつか。」
ジョージがそう言うと、リーアンは大きく頷いては、良く話したりし気心が知れているのだろう、ジョージが心配しそっと肩を叩いた瞬間、その胸に顔を埋めてボロボロと泣き始めては、その包みを持ってきた時ケイティの様子がおかしかった。表情もおかしく包みや様子の事を聞いたが、これを学校にもって行って渡さなきゃいけない人がいる。と話してくれた。
それでもリーアンは納得できずだが、そんな事をしてはいけないと、様子が変だと口論になり、包みをひったくろうとしては破け、ソレに触れたケイティがあのような状態になったとリーアンはジョージに話していた。
「包みの中身ってなんだったの?」
ハリーはそう聞けば、ハーマイオニーはあの店で売っていたオパールのネックレスよ。と一言にハリーは顔色を変えた。
「今はそんな話よりも、早く城へ帰った方が良い。リーアンだってケイティの状態が判る場所にいた方が安心だろうぜ。」
ハーマイオニーはそれに同感し、歩ける?とリーアンの背を支えたが、リーアンはそれに頷くとジョージの片腕を掴みながら城へと歩いていく。
(P.120/全P.208)
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