次の日は朝早くに目が覚め、レンが着替えて降りて行くと、モリーとフラーと一緒に朝ご飯の支度をしていた。
モリーはフラーの事があまり好きでは無いようで、フラーが嫌いなのか、ビルの彼女だから嫌いなのか、よく判らなかった。
「フレッド、ジョージ、起きて。朝よ。」
起こしてきてと言われ、双子を起こしにかかる。
そうレンが声をかけるとジニーが唇のところでシーッとやって私に任せてと小さく囁いたのでレンはロンとハリーを起こしに行く。
扉をノックしてからそっと顔を覗かせれば2人は気持ちよさそうに寝ていた。
「ハリー、ロン。そろそろ起きてもらえる?おば様が、ご飯だって言っているわ。」
ハリーがもぞもぞと布団の中で動いた。
レンは「入るわよ?」と声をかけてから、ハリーを揺さぶれば、ゆっくりとその瞳が開き、寝ぼけた様におはようと挨拶してくれる。
「もう朝ご飯ですって。」
「うん…判った。」
ハリーは大きな欠伸をしながらそういうと、口にチョコを押し込むわよ。とレンが悪戯っぽくいうと、ハリーは思わず噎せていた。
「ロン、ロンも起きて。早く起きないとジニーが来るわよ?」
そう声をかけるも、ロンはもぞもぞとして起きようとしない。
ジニーがバッと扉を開けて中を覗けばロンだけ起きていない事に、そうだと思ったわ。と溜息を吐くとニヤリと笑った。
レンと位置を変わる様に指示し、レンは何をするんだろうとハリーのベッドに腰掛けて首をかしげる。
「ウォン-ウォン!起きて?早く起きてくれないと、私寂しい。」
とジニーはラベンダーの真似をし、ロンは慌てて飛び起きたその様子を意地悪そうな顔をして笑いながらジニーは去って行く。
「あー…えっと、起きたわね。ご飯らしいから…着替えて降りてきて頂戴。」
レンは苦笑しながら部屋を後にした。
(P.170/全P.208)
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