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「置いてけぼりにしてごめんなさいね。」
レンがそう言うとジニー、ルーナ、ネビルは揃って首を横に振った。
取り敢えずと、ジニーとハーマイオニー、そして眠っている様なロンを担架に乗せる。
「ジニーは担架にしっかり掴まっていて。ルーナはジニーの担架を。ネビルはロンの方をしっかりと掴んでおいて。」
レンがそういうと2人は従ってくれ、レンは担架に横たわるハーマイオニーの腕をしっかりと掴み、ダンブルドアが魔法をかけたであろう瓦礫に合図を出し3人同時に触れれば3秒後その姿はその場から消えたのだった。

レン達が姿を現したのはホグワーツの玄関だった。
其処で瓦礫は音もなく崩れ去り、3人と3つの担架は言葉もなくレンの後をついて行った。
医務室の扉を軽くノックし其処に入ればマダム・ポンフリーに事情を話し各々手当てをしてもらう。
レンが手当てをしたジニーとネビルも念の為、入院となった。
レンの手当てもと、マダムポンフリーは杖を突き刺したレンの腕の治療をし始め、それが終わるとルーナがレンの胸に顔を埋める様にして抱きつき、レンはその髪を優しく撫でた。
「皆…今日は有難う。大怪我させてしまったけど来てくれて嬉しかった。」
そう言うとネビルもジニーもルーナも嬉しそうににっこりと笑ってくれる。
「僕だってやれば出来るんだ。勇敢な戦士の息子だからね。そう思える様にレンがしてくれたんだよ。」
「刺激的なお散歩で楽しかったわ。」
「うん。良いんだ。あたし、あんた好きだもン」
そう3人が同時に言えば、レンはにっこりと微笑み、マダム・ポンフリーも微笑んでくれていた。


(P.29/全P.49)
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