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「どうもしないわ。だって、私が産むと決めた息子ならば、その子は絶対に私に愛されてる筈だもの。改心するまで付き纏って付き纏って付き纏い続けて…改心してくれれば、良い子って褒めてあげるだけよ。愛せない子は産まないもの。」
そう自信満々に言う彼女の姿がどこか眩しくて…自分を少しは許してもらえた様な気がして…レンは思わず目を細め微笑んでは「そうですか。」と小さく呟く。
「なに、親不孝でもしているの?」
「…まぁ、そんなところです…私の事じゃないんですけど…アクアさんに性格が似ている母なんで…一度聞いてみたかったんです。母には…私もあまり良い子じゃないから気恥ずかしくて聞けなくて。」
私はまだ子供を産んだ事ないから参考になるかわからないわよ。とアクアは思わず笑い声を上げてしまう。
「それでも、です。あのクレスメントのご令嬢な貴女に一度お会いして色々お話ししたかった…私の夢が叶いました。」
「がっかりした?」
「とんでもないです。…やっぱりシリウスさんが愛した女性なんだなーって思います。」
「は?」
そういうレンの言葉にアクアは顔を真っ赤にさせ、「あれ?違ってました?」とレンはきょとんとする。
「いいえ。シリウスは…その、婚約者兼恋人みたいなものだし?間違ってはいないんだけれど…」
「けどなんだよ。2人で俺の悪口か?」
「アクアさんが貴方を愛してるって話ですよね。アクアさん?」
「レン!!」
「ほう。そりゃ面白いな。俺にも聞かせろよ。」
真っ赤になって慌てるアクアにニヤリと笑うシリウス。


(P.33/全P.49)
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