「貴方達2人がタッグを組むと恐ろしいわね!!」
とアクアは慌てて逃げる様に「あー似た者同士って質悪いわ」とぼやきながらシリウスと一緒に来ていたリーマス達の元へと走って行ってしまった。
「シリウスさんは…例えば自分が選んだ道ならどんな辛くて嫌な事が待っていても、後悔したりはしませんか?」
「あ?あー…どうだろうな。その道を選んで仲間が死んだら酷い後悔をするが、それ以外は後悔しないだろうな。」
「強いんですね。」
「当たり前だろ。…反省は次に繋がるが後悔は足を取り前に進めん。そんな状態じゃあの女の相手は務まらないからな。」
「そうなんですか?」
「あぁ。あの女の相手をするのは、上を行っていなきゃストレスでおっ死ぬ。」
シリウスのその言葉にレンはきょとんとすれば、思わず声をあげて笑ってしまう。
「ストレスなんですか。」
「あぁ。ストレスだな。」
シリウスもそれに吠える様に笑ってくれ、レンはどこか嬉しかった。
「アクアさんに…何があっても早まった真似はしない様にって、教え込んでおいて下さいね。」
「あ?あー…そうだな。そう躾けとくか。梟な癖に猪で兎でもあるからよ。」
シリウスはそう言うとレンの頭を撫でてはアクアの方へと歩いて行く。
どうやらリーマスに抱きついて慰めてもらってたのが気に入らなかった様だ。
レンは片手に温もりを感じた瞬間体が徐々に透けていきその場から消えると、シリウスは「今誰と何を話してたんだっけ?」と言いたげに首を傾げていた。
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