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「あぁ、それにミス・ラブグットにも50点でしょうね。」
そう付け足すと、レイブンクローの砂時計にサファイアが降った。
「さてポッターから10点減点なさりたいのでしたね、スネイプ先生。ではその通りに。」
そう言うとルビーが数個上の球の方へと戻っていく。
「ミス・クレスメント。私は貴女に感謝しなくてはいけません。あの時貴女が助けに飛び込んでくれ運んでくれたから今私は此処にあります。よって30点。ですが、試験を途中で抜け出した事、危険な所から飛び降りた事、それぞれに10点減点、よって合計10点の追加です。」
そう言うと、先程戻って行ったルビーが忙しなく下へと降りていく。
「さぁ、良い天気です。外で遊ばないのは勿体無いですよ。」
マクゴナガルの言葉にハリーはハグリッドの所へ行ってくるとレンに笑みかけて言えば、そのまま足早に去って行き、レンはまた階段の所に座り込んだ。
「ミス・クレスメント、其処で何をしているんです?」
「え?あー…父が…来ないかなー…なんて。」
何で此処に座っているかと聞かれてもレンには上手く説明出来なかった。
「大丈夫ですよ。そんなに心配する必要はありません。そんな事をしている位なら、お友達所へお行きなさい。」
「友達…?」
レンは小さく首を傾げれば、マクゴナガルは小さく笑う。
「お見舞いに行かなければならないのでは?」
「あー…そうでした。」
行ってきます。と小さく頭を下げればとぼとぼと医務室へと向かっていく。
医務室へちらりと姿を現せば、ハーマイオニーは嬉しそうに手招きしてくれ、ロンは自分の机の上に山積みに置かれているカエルチョコをレンに向かって一つ投げ寄越してくれた。
側にはジニーやネビルもいる。
「これは?」
「フレッドとジョージがくれたんだ。お店上手くいってるみたいだぜ。レンの事心配してたよ。沈黙の姫君になっちまったーって。」
なんだよなーそれ。っとロンは笑い、レンも小さく笑えばそのチョコをちまちまと食べ始めた。
久し振りに何かを口に運んだ様な気がして、少し心が満たされた様な気がした。


(P.38/全P.49)
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