「それにあそこはハリーにとっても帰る家のひとつだと覚えておきなさい。」
「うん。」
シリウスは決してダーズリー家の車を追い抜く事はせず、そして離れることもなく、ぴったりと後ろを走りながら家まで見送るとその数軒先のレンの家と繋がった家でバイクを止めれば、その様子を見ていたダーズリー一家にニヤリと笑ってからハリーに手を振り、レンをバイクから下ろしてやる。
レンは自分で降りれると頬を赤らめるも、シリウスはそんなレンの頭を撫でてやれば、バイクを魔法で小さくし、家の中へと運ぶ。
どうやらバイクは庭におく事にした様で、庭の家沿いに元の大きさにしてはドンッとその存在をアピールしていた。
「リーマス!シリウスったら意地悪なのよ?ずーっとダーズリー一家の車にぴったりと張り付いてるの!」
「私は車に悪戯書きでもしてくるんじゃないかと思ったが、そこまではしてこなかった様だね。」
「あぁ、忘れていた。してくるか?」
「やめなさい!」
レンの言葉にシリウスもリーマスも声を上げて笑った。
どうやらダーズリー一家の反応がシリウスは気に入らなかった様で、ハリーをいじめる事のない様、自分は近くで見張ってるんだぞアピールをしたかった様だ。
(P.48/全P.49)
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