第2話
「それじゃ、俺がレンに跳び方教えるよ」
そうジョージが言いレンは瞳を丸くした。
が、返答する前にそれで決まりという流れになってしまったのでレンは断れずに皆と昼食を済ませた。
「レンは箒に授業以外で乗った事があるのか?」
三人が上空で林檎をボールに見立てパスし合っているのを見ながら、少しだけ離れた場所で問うジョージ。
レンはそれに小さく頷いてみせる。
「飛んだと言っても、教えてもらった時に屋敷の周りを少し飛んだくらいよ?」
「上等上等」
それじゃ、少し飛んでみようとジョージに言われ、レンはパーシーから借りた箒に跨り軽く浮上してみせる。
「そんなに言う程、下手じゃないじゃないか」
「貴方達には到底着いていけませんけどね」
レンがそう言うと、ジョージはちょっと自慢げに笑んで見せながら隣を飛んでくれている。
そのままゆっくりと進みながらジョージはふと思いついたのか話を続ける。
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