第2話
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「そういえばレンの家には屋敷しもべは居るのか?」
「いるわよ。といっても伯父が私の面倒を観させる為に一人寄越してくれているのだけれど」
「名前は?」
「シャルよ。どうして?」
「いや、ハリーに手紙が届かなかったのは屋敷しもべが手を出したみたいでさ。色々悪戯して消えたらしいぜ?」
「もしかして私がやったとでも思った?」
レンは悪戯っぽくそう言うとジョージは、驚き慌てて首を横に振った。
「冗談よ。そう…屋敷しもべがねぇ…名前は言っていた?」
「ドビー…だったかな」
「え?」
レンはその名前を聞くと驚きのあまりバランスを崩し箒から落ちかけ思わず瞳をぎゅっと閉じるが、地面と接触した痛みは襲ってこない。
瞳をゆっくり開けばジョージの顔がすぐ近くにあり、顔に熱が集まるのを感じる。
「危機一髪、って感じだったな」
落ちる直前にジョージは片手でレンの腰を支え、落ちかけた体を支え自分の箒に乗せてくれていたらしい。
そのままパーシーの箒はユラユラ揺れながら地面に不時着していた。
「あー…そのー…ごめんなさい」
「いやいや、我らは姫をお守りするナイトですから」
ジョージはそう言うと悪戯っぽく笑みを浮かべ、レンはそれに自然と笑みが零れた。

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