第16話
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「それでは我々から一つの試練を授けよう。」
「これを使ってスネイプの野郎をギャフンと言わせてきてくれたまえ」
「だが気をつけてくれたまえ。あの者は特に凶暴だ。」
「捕まれば食われちまうかもしれない」
「いいか?此方に背を向けている時、他に注意が行ってる時に誰にも見られずにこっそりと素早くやるのが一番安全だ」
2人はそう教官っぽく言えば「フィリバスターの長々花火」という悪戯グッズをひとつレンにくれた。
「健闘を祈る」
「必ずや先生達のご期待にお応え致しましょう」
それを有難く頂戴すれば、三人は顔を見合わせ声を上げて笑ってしまった。
「今度の事は人に笑いをもたらせない悪戯だけれど…それでもそうやって力になってくれるし、笑わせてくれるし、信じてくれる。…有難う。私、二人の事大好きよ。」
そうにっこりと微笑んで気持ちを伝えれば、2人は僅かに頬を赤らめながらも嬉しそうにしてくれた。

木曜日の午後、お待ちかねの魔法薬学の授業が行われた。
ハリーはまだレンの冗談が気になっていたのか「僕、本当にキミの事、親友だと思ってるよ?」と心配そうな顔をしたので、レンは嬉しそうに微笑を漏らし「判ってるわ。ありがとう」と言えば、今度こそ信じてもらえたようだった。
今日の授業は、ふくれ薬の調合だった。
地下の教室に大鍋が20個、机と机の間に一つずつ並び湯気を立て、調合が行われていく。
スネイプは相変わらずそれを見て回りながら、レンとハーマイオニーの調合には何も文句を言わずに他のグリフィンドール生をなにかしら、意地の悪い批判をしスリザリン生はそれを笑っていた。
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