第16話
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「ジョージ…私恥ずかしいのだけど…特にフレッドとリーの顔がもの凄く」
「慣れるさ」
「そう慣れるね」
「背の低いレンが悪いのさ」
と各々勝手な事を言いニヤリと笑うので、今度は軽くフレッドの腰辺りをレンは蹴った。
「レン、真っ赤だよ?」
「ジョージがこんな事をするから…。体験した事無いからどうしたら良いかわからないの」
楽しそうに笑うジョージにレンはプイッと顔を背け、折角なのでロックハート達の方を見る。
ジョージのおかげでその様子が良く見え、ロックハートは「1…2…3」とカウントをとると、「3」で同時に杖を偏り高く振り上げる。
「エクスペリアームズ!」
スネイプが叫ぶと、紅の閃光が走りロックハートを捕えると、その体をそのまま後ろへと高く弾き飛ばす。
彼の体はそのまま壁に激突し、壁伝いに滑り落ちると床に大の時になって倒れた。
「あれは…痛いわ」
レンは去年クィレルの術で同じような体験をしたのを思い出すと、あの時の痛みが背を走る感覚がし身震いする。
フレッドとジョージ、リーの3人はロックハートが吹き飛ばされたのがご満悦の様で楽しそうにしていた。
「でも、あんなに判り易く杖を振ってくれたのに…あれが防げなかったのか、防がなかったのか…どちらでしょうね」
レンはそう呟くと、ジョージに降ろしてもらう。
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