第16話
「レンは決闘した事あるのか?」
「小さい頃、伯父の憂さ晴らしにね。…私が防げる様になるまで教育されてたわ。」
レンはそう言い、あの時は死ぬ思いもしたし嫌だったが、あの経験が命を守る術を教えてくれていたのだと、今は思うことが出来なんだか複雑な心境だった。
「さぁ、皆さんは判ったでしょうね。あれが「武装解除」の魔法です。確かにあの魔法を見せようとしたのは素晴らしいお考えだ。だが、私に言わせてもらえば技が見え見えでしたね。防ごうと思えば防げた」
ならば次は、私の代理として生徒に手本を見せてもらいましょう。とロックハートは言うとなにやらこちらに視線を感じた気がした。
「ミス・クレスメント、どちらにいらっしゃいますか?さぁ恥ずかしがらずにこちらへ!」
レンは思わず「げっ」と呟いてしまうとジョージは苦笑し、「さぁ、我らが姫のお通りだ!道を空けてくれ!」とフレッドとリーは悪ふざけをしながら道を空けさせる所為で、レンは恥ずかしそうにロックハートの元へと歩いていく。
途中ハリー達と目が合い、3人とも「ご愁傷様」といった表情を浮かべていたので苦笑を漏らした。
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