第17話
「レン?まだ起きてたの?」
そう声をかけられ、そちらを見ればそこにはパジャマ姿のハリーが居た。
「風邪を引くわ。こっちにくる?」
暗闇の中、レンは少し小さくなった暖炉の火を見つめていたが、ハリーがその隣に腰掛けるとレンは小さく声を漏らす。
「ハリーはパーセルマウスだったのね」
「その話は、もう止めてくれないかな」
ハリーはうんざりそうに言った。
「私もそうなのよ。私、ハリーもそうだったなんて考えもしなかった」
レンがそう言うと、ハリーは驚いたようにレンを見るとなんだか安心したようだった。
「ハーマイオニーは僕がスリザリンの子孫じゃないかって言うんだ。蛇がスリザリンのシンボルだからさ。」
ハリーは怒っているような、不安そうな複雑な様子だった。
「それはないと思うわよ。」
「どうして?」
「ヴォルデモートが蛇語を話せる…つまりパーセルマウスなの。私はあの人が話せるから…いつの間にか話せるようになってた。多分力の一部が私に遺伝みたいになったのかなって私は勝手に考えてるけど…ハリーはヴォルデモートにその傷をつけられた…その時にヴォルデモートの力の一部がハリーに行っちゃったんじゃないかな」
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