第17話
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レンはゆっくりとそう言うと、ハリーは少し安心したようだった。
「私とハリーの共通点はヴォルデモートだもの。教わってもいない言葉が話せる理由ってそれくらいしかないでしょう?」
「うん…そうだね。レンに話したら少し軽くなった気がする。ありがとう」
「ううん。」
「もう少し一緒に居ても良いかな?」
「いくらでもどうぞ」
レンはハリーの言葉に少しだけ笑みを零し言うと、ハリーは少し恥ずかしそうに暖炉の火を眺めていた。
「私ね」
「うん?」
「こう、自分とヴォルデモートの共通点を考えると、堪らなく不安になるの…私の中にあの人の血が流れてるんだぞ、それを忘れるんじゃないぞって叩きつけられてるようで…いつか私の中に流れてるその血が、無意識のうちにハリーを殺そうとしてしまうんじゃないかって…」
「レンはそんな事絶対にしないよ。…だって、レンはアイツとは違う。」
ハリーのその言葉にレンは笑みを浮かべる。
「僕は昔からレンを見てきてるし、だから自信持ってそう言える。もし、レンが無意識にそうなってしまったら、今度は僕がレンを助けるし守るよ。いつも僕はレンに助けてもらってばかりだもの。それ位してもいいだろう?」
ハリーはニッコリ笑いそう言うと、レンは「ありがとう」と嬉しそうに微笑んだ。
それから2人は手を繋いだまま何も言わずに暖炉を眺めていたが、暫くすると2人とも寝室へと帰っていった。
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