第18話
「んー喜ぶかどうか、さっぱり判らないけど」
2人が包みを開けてるのを見ながらそう呟く。
フレッドにはメモが欲しいと思った時など大切な事やアイディアを瞬時にメモしてくれる羽ペンとメモ帳のセット、ジョージにはカバンで中には沢山物が入るように永久魔法がかかっている物を贈った。
2人とも喜んでくれたようでレンはホッとした。
「レンも俺らが贈ったものを見てくれよ」
「結構真剣に選んだんだぜ?」
レンを見てニヤニヤと笑みを零す2人に、レンは綺麗に包みを開く。
フレッドの包みは可愛らしい写真立てで、ジョージのはアルバムの様だった。
「うわぁ…私、悪戯グッズと思ってたから驚いたわ」
「更に聞いて驚け!」
「それは俺らの手作りなんだぜ?」
フレッドとジョージはレンを思ってそれを手作りしてくれたんだと思うとレンは嬉しさのあまり笑みを浮かべる。
「ほら、レンって写真そのまま持ち歩いてたからさ」
ジョージはそう言うと、レンはよく見てるなぁと感心した。
確かにレンはクィレルからもらった母親の写真と、リーに撮影してもらったコリンと双子と自分が移っている写真の二枚をいつも本の間に挟んだりして持ち歩いている。
レンは足元に置いていたカバンから二枚の写真を取り出すと、写真立てに皆との写真、アルバムに母の写真を入れた。
「大切にするわ。本当に嬉しい」
それをギュッと抱き締めると、フレッドはレンの頭をくしゃくしゃに撫で回し、ジョージは少し恥ずかしそうに頬を紅く染めた。
どうやらレンがアドバイスを求めたあの日、何にするかの相談をしていたのだという。
それから少し世間話をしていると、2人はお腹が空いたらしく大広間へと行くと言ったがレンはそこでハリーたちを待っているのでと別れた。
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