第19話
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このまま帰りが遅くなって先生に見つかったらどうしようとか、いろんな考えが頭を過ぎった。
暫くすると石の扉が開き、ドラコとクラッブ、ゴイルが姿を現しレンの方へと近付いてくる。
「レン、待たせてすまなかったね。コイツラ大広間でバカ食いしてた挙句、そのままうろつくから探したんだ。…お前達はここで待ってろ」
そうついてきた2人に命令すると、レンに笑いかけ、レンはホッとしながらも眉を顰めただけだった。
クラッブとゴイルはレンの向かい側のソファに座るとジーッとレンを見ていた。
「何か御用?」
レンが短くそう聞くと、レンは自分の声が不機嫌そのモノの声で驚き軽く咳払いをした。
「いや…」
ゴイルは慌ててそう答え、
「どうしてキミは此処にいるんだ?」
クラッブが疑問だったのかそう聞くと、レンは大きく息を吐いた。
「ドラコに引っ張られて此処まで連れて来られ、そのまま放置。私が此処に居たら怪しいでしょっていったら、これを着ていろって」
自分が着ているローブを指でつまみそう言うと、納得したように何度か頷いていた。
それから暫くの間、クラッブとゴイルがなにやらこそこそ話しているのが僅かに耳に入ったがレンは気にもせず瞳を閉じてドラコを待っていた。
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