第19話
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レンはそれを右から左に聞き流していたし、少し様子のおかしいクラッブとゴイルもあまり気にかけてはいなく、瞳を閉じて適当に聞き流していた。
「ポッター写真を撮ってもいいかい?ポッター、サインをもらえるかい?君の靴を舐めても良いかい?ポッター?」
そうドラコがコリンの物真似をすると、少し反応が遅いながらも二人も笑いを零した。
「あら、私、コリンに写真を撮ってもらったわよ。」
とレンが小さく言ったが、ドラコは聞いていなかったようで話を続けていた。
「聖ポッター穢れた血の友。アイツもやっぱりまともな魔法使いの感覚を持っていない。そうでなければ身の程知らずのグレンジャー・ハーマイオニーなんかと付き合ったりしないはずだ。それなのに皆がアイツをスリザリンの継承者だなんて考えてる」
「あぁ…だから、私をここに呼んだの?」
レンがやっと話がわかったと瞳を開いて言葉を挟むとドラコは小さく頷いた。
「いったい誰が継承者なのか僕は知りたかったんだ。手伝ってやろうと思って」
「誰が陰で糸を引いているのか、キミは考えがあるんだろう…?」
ゴイルがそう口を挟めばドラコは小さく頷いて言葉を続ける。
「そうだ、今までは考えがなかった。誰だかすら見当もつかなかった。父上は前回「部屋」が開いた事もまったく話してくださらない。でも父上は全てご存知だったし全てが沈黙させられているから僕、がその事を知りすぎていると怪しまれると仰ってね。唯一つ知ってる事はある。この前「部屋」が開かれた50年前はマグルが一人死んだ。」
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