第20話
しおりを挟む
「ねぇ、ハリー…結局後継者は誰なのかしらね。」
「うん、僕もそれは気になるし、秘密の部屋の怪物がなんなのかも気になる」
「そうだよな。後継者はとりあえずマルフォイの父親が絡んでるって信じてたんだけどな…」
「私もそれについては反論しないわ。多分何かしらでルシウスは絡んでいると思うのだけれど…」
「後は怪物。今判ってることは、襲われた人は皆石になってしまっている事と、レンと僕に聞こえる不思議な声…それだけじゃ手掛かり少ないよな…」
ハリーはそう呟くと、合言葉を言い談話室の中に入る。
そしておやすみーと一言交わし、皆寝室へと戻っていった。

レンは次の日、朝早く目が覚めるとベッドの上で寝転がったまま、考えている事をメモ用紙に走り書きしながら考えをまとめる。
・ルシウスが何かを企んでいる事をドビーが知り、それからハリーを守る為にハリーを危険な目に合わせ家に帰そうとしていた。
・秘密の部屋は50年前に一度開かれた。その犯人は退学させられている。
・秘密の部屋に住まう怪物についての共通点は私とハリー。

レンはそこまで書くと自分とハリーの共通点を探した。
もしかしたら、その共通点が、怪物へたどり着く早道なのではないだろうかと思ったのだ。
共通点は、親が死んでいる事、ヴォルデモート…パーセルマウス…
レンはそこまで考えると、メモに蛇と書き何度か丸でその文字を囲みメモをそのままにして、カバンを持ち図書室へと走った。
3/8
←前へ    次へ→
目次へ