第20話
そう、蛇なのだ。自分とハリーの共通点。
2人にしか聞こえない声の正体。
怪物が蛇ならば、自分たちにしか”あの声”が聞こえなかったのも納得できる。
それならば特殊な力を持った蛇の魔法生物を図書室で調べればすぐに判るだろうと思ったのだ。
「クレスメント!」
廊下を走って横切った時、大きな声で名を呼ばれレンは飛び跳ねた。
ゆっくりと振り返ると、少し急いでいる様子のスネイプの姿がそこにあった。
「ダンブルドア校長がお呼びだ。今すぐ我輩についてきなさい」
スネイプはそう言い、スタスタと歩いていくと、レンは魔法薬の授業であの花火を入れた一件がばれたのだろうかとドキドキしながらレンは後をついていく。
「あの…いったい何が…」
「お前にしかできない事が起こったのだ…黙って着いてきなさい」
自分にしかできない事とはいったいなんだろうかと、思いながらも、いつもの胸騒ぎがした。
何かとてもよくないことが起こっていそうな…そんな予感だった。
「セブルス・スネイプです。レン・クレスメントを連れてきました」
「お入り」
中から聞こえたのはダンブルドアの声だった。
校長室に入ると、そこにはルシウスが立っており、中に入ると少し心配そうな表情をしていた。
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