第20話
だがおかしい…。本家の家主と現当主は伯父だ。伯父の許可がないと入れないはず…。
伯父も確かその様な事を言っていたが、待たされる事もなく入れた。レンを屋敷に近寄らせたくなくて嘘を吐いていたのだろうか?
レンは、その屋敷に足を踏みいれると指をパチンと鳴らし、後から続く者の訪問を許可した。
ルシウスとダンブルドアが、同時にその場に姿を現すと、ルシウスとスネイプは屋敷の中を探しに歩いていく。
「校長、此処には居ないようですな」
「念の為、彼女の屋敷も見てみたらどうですかな?」
暫くするとスネイプとルシウスが戻ってきて、ダンブルドアにそう言うとダンブルドアは少し考えるような仕草を見せてから「良いかの?」とレンに一言言うと、レンは小さく頷いた。
今度はダンブルドアの差し出された手を取り自分の家へと姿くらます。
そして、すぐに訪問の許可を出すと、同じようにスネイプとルシウスがその場に姿を現した。
レンはそのままゆっくりと歩き始める。
いつもと違う…違和感が屋敷の中にあった。
部屋が荒らされているわけではない…
レンはダンブルドアが制止するのも聞かずゆっくりと歩き床に横たわるものへと近付いていく。
どうしたのだろう…心臓が頭についているかのように速く煩く鳴る。
横たわるそれに触れればそれはとても冷たく、レンは抱き上げるとぎゅっときつく抱き締めた。
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