第20話
「シャル…どうして…」
レンはシャルの顔に自分の顔を近付け頬を摺り寄せる。
「校長…」
スネイプはもう少し先に何かを見つけたのだろう、ダンブルドアにそう言うと、ダンブルドアはそちらへ向かい何かを調べていた。
「あの魔法に間違いなかろう…」
ダンブルドアの声は冷たく何処か悲しそうだった。
レンは少しだけ移動し、其処に何があるのかをシャルを抱き締めたまま確かめた。
「…伯父様?…伯母様…?」
その視線の先には床に目見開いたまま横たわる2人の姿…。
いったい何が起こったのか、解らなかった。
レンはその場にペタッと腰が抜けたかのように座り込み彼方を眺め続ける。
あぁ…皆…死んでしまったのだ…殺されてしまったのだ。
そう頭の中で誰かが呟くと、瞳からボロボロと涙が溢れた。
「どう、して…いったい…誰が…っ」
抱き締めたままのシャルの体をもう一度きつく抱き締め顔を埋める。
シャルの眠る顔にレンの涙が幾度となく落ち、ガタガタと地響きのような音が当たりに段々と大きな音で響き渡った。
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