第20話
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「いかん!」
「いやぁぁぁーーーーーーッ!!!!!」
レンの叫びが辺り一帯に響き渡ると、レンを中心に強風が吹き荒れ部屋のあらゆる物が割れていき屋敷の外にまでその波紋がいきわたると、大きな音を立てて屋敷を包んでいた結界が大きな音を立て崩れていく。
マグルの世界と繋がっていた玄関もその音と同時に小窓は暗闇で重く扉を閉じている様で、あらゆる魔法が壊れるように解除され、レンを中心に3人の遺体を包み込む丸い球体が現れ始めるとそこを中心に外側に向かって風が荒れ狂い、球体からは電気のようなものが伸び、あらゆる物を大きな音を立てて次々に壊していく。
ダンブルドアはレンの叫びと共に、自分の杖を振り上げその波動がこの場に居る者を傷つけないように守りを固める。
レンはただただシャルを抱き締め泣きじゃくり、辺りが見えていない様だった。
「レン!落ち着くのじゃ!」
その場にバチンという音がいくつか響き渡り、ダンブルドア、ルシウス、スネイプ以外にも、魔法省の役人数名がその場に姿を現す。
「シャル、シャル…!!!」
「…ダンブルドア校長…これはいったい…」
「我を失っておる…クレスメントの強大な魔力が暴走しておるのじゃよ…」
「姫君!どうかお心を確かに!」
周りがいくら声を掛けようと、レンの耳には届かず”暴走“と呼ばれた現象は段々と規模を大きくしていき家を破壊し始め止まる所を知らなかった。
「仕方なかろう…このままではレンが危険じゃ。」
ダンブルドアはそう言うと、杖先をレンに向けて何度か呪文を唱えると、レンを包む円に数発防がれるが最後の一発がレンにあたり暴走が瞬時に止まるのと同時にその場に静かに倒れ気を失った。

“お嬢様…今まで、有難うございました。シャルめは幸せでございました”

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