第21話
「君がそうしたがると思っての、ワシの勝手な考えじゃったが、庭にお墓を作らせてもろうた」
夜も更け、暗くなった自分の家の庭。
その庭にある木の側に小さなお墓が作られていた。
レンは何かに引っ張られる様にそちらの方に歩いていくと、ペタンとその場に座り込む。
ポロポロと熱いものがこみ上げてくる。
本当に…あれは夢じゃなかったのだと受け入れざるを得なかった…。
「ごめ…シャル…ごめん、ね…私が、この家に居てくれって、言わなかったら…死ななかった…」
レンはそのまま地に額をつけ小さく苦しそうにそう零すと涙が止まらなかった。
ダンブルドアもリーマスもレンの後ろにいたしリーマスは優しく背を撫でてくれていた。
「レン、強く生きねばならん。シャルは決してレンを責めたりはせぬ。彼らの分まで強く生きねばならん。」
レンは何度も小さく頷いた。
また暫く涙が止まらず泣き続けると「体が冷えてしまう」とダンブルドアに促されレンは屋敷の中に入った。
瞳も鼻も泣き過ぎて真っ赤になっていた。
「ダンブルドア先生、私…当主になりました」
レンがそう言うと、リーマスは飲んでた紅茶で咳き込み、ダンブルドアは「ほぅ」と一言答えただけだった。
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