第23話
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レンは手紙をそこまで読むと閉じ、大きく息を吐いた。
自分がこう悩み現実を受け入れられない間に、大切な友人が襲われた。
本当の私を知らない…けれど、とても大切な友達。
「リーマス…」
「どうしたんだい?」
ぽつりと呟く様に彼の名を呼ぶと、彼は優しく返事を返してくれる。
「あのね…伯父や伯母、シャル…そして母やハリーのご両親…皆、私の所為で亡くなってしまったわ。シャル達は私が居なかったから…ハリーのご両親はもっと私が力を扱えてたら…母は…私が生まれてきたから…皆…壊れてしまった。壊してしまった。」
リーマスはレンの隣に立ち「それは自分の事を責めすぎだよ」と、優しく頭を撫でながら言ってくれる。
「…それでも…また、大切な…友人や家族をもっても…許してもらえるのかしら…?私には勿体無さすぎるくらいのあの温もりを…また求めても、許してくれるのかな…?」
「勿論。誰もレンを責めたり恨んだりしてはいないさ。ドビーも言っていただろう?シャルもレンに笑っていてもらいたいんだよ。それに私もだ、レン。前にも言ったが、これからは家族として側でキミのお母さんが成し遂げられなかった事をレンにしてあげたいと思っている」
リーマスはいつもの優しい言い方ではなく、しっかりと自分の想いを伝えるかの様にレンの瞳を見つめながらそう答えてくれる。
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