第23話
「それでね、ダンブルドアがいなくなってから、直ぐに医務室は面会謝絶になっちゃったんだ。先生達も怖くて仕方ないんだと思う」
ハリーはロンの「嫌だ」という言葉を軽く流しながら、一気にそうレンに教えてくれる。
「怪物について…まずは、私とハリーにしか聞こえない声。私とハリーの共通点を見つければその答えは簡単。…蛇よ。スリザリンのシンボルも蛇。きっとあの部屋には蛇がいるんだと私は思うの。だけどそれが何なのかが私は判らない…秘密の部屋の場所も。だから、私それを調べてみようと思う。2人はハグリッドが残した言葉を調べてみてくれないかしら」
レンがそこまで言うと、ハリーは大きく頷き、ロンはウゲッと声を漏らした。
2人とも調べようとしたのは良いものの、調べる事は困難に値した。
ハリーとロンは蜘蛛を調べて歩いていたが、城に蜘蛛が一匹も残っていないと零す程に蜘蛛はハリー達の前に姿を現しはしなかったし、レンはハリーに手伝ってもらって一緒に透明マントをかぶり、図書室で”透明になる魔法”を調べ、それを使える様になってから、何度か夜の校舎を図書室へと向かう事が出来た…
「ねぇ、見て?」
その日はハリー達も怖がりながら、レンの図書館通いについて来てくれていて一緒に本を探す事になった。
初めて見つけた本で、その怪物が載っている!と思ったページは見事に破り取られていた。
「継承者が知られないように破り取ったのかも!」
レンは考え込み、ロンの言葉を軽く聞き流した。
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