第3話
「それ、反撃だっ!」
と、もう既に起きていたフレッドはそのままレンを組み敷き、擽り攻撃をしてきた。
レンは抵抗する様に布団の中で暴れながら笑い、フレッドの攻撃は地味に強かった。
数分笑わされ、笑い疲れたレンは息を乱し涙目になりながらぐったりしていると、そんな事お構いなしに目の前で双子が着替え始めレンは慌てた。
家に人間が居る事があまり無かったのだ、目の前で人が、それも男性が着替え始めるなど遭遇した事もないし、見た事もない。
恥ずかしくて其方を見られず、フレッドのベッドの上に座り直して背を向け、尚且つ頭から布団を被った。
「も-…擽るし、目の前で着替え始めるし…貴方達を起こしに来る時はもう少し注意しなきゃいけない事が判ったわ」
「レンが先に攻撃してきたのがいけないんだぜ?」
「だって、起きないんだもの」
「俺らは起きてたさ」「あぁ、寝てるフリをした」
「それには気付かなかったわ。それともうご飯の筈だから急いでね。」
レンがムスッとしたままそう言えば「もう終わってるよ」と二人が声を合わせて言い、振り向くと二人は上半身裸で腰に手を当ててニヤリと笑い、レンは顔や耳を真っ赤にして慌てて後ろを向いた。
「バカ!もう知らないッ!」
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