第30話
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そして、ゆっくりとハリーは語り始めた…そう、事件の真相を。
人が襲われる前には必ず鳴き声をハリーとレンは聞いていた事…その声は水道のパイプを上るバジリスクだった事。
ハーマイオニーがそれに気付き襲われ、ロンとハリー、レンは蜘蛛を追って森に入りアラゴグにあった。
そしてバジリスクの最後の犠牲者はトイレで発見されたと聞き、それがマートルではないかと考えた事。
そしてそのトイレの何処かに秘密の部屋への入り口があるんじゃないかと考えた事を話していた。
皆その話を聞き入っていた。
「そうでしたか…それで入り口を見付けた訳ですね?…その間、約100の校則を粉々に破ったと言っておきましょう…でもポッター、一体全体どうやって全員生きてその部屋を出られたのですか?」
ハリーは、話疲れて掠れてきた声で、話を続けた。
フォークスが丁度良い時に現れた事、組み分け帽子がハリーに剣をくれた事…そしてそこでハリーは言葉を飲み込んでしまった。
レンは日記の事をこれ以上伏せられずなんていったら良いか判らないのだろうと判断するとハリーの隣に立ち、優しく手を握ると、今度はレンが言葉を続けた。
「スリザリンの後継者は、バジリスクをも操り、そして…その日記帳を媒体にジニーに魔法をかけ連れ去りました。スリザリンの後継者はヴォルデモートだったんです。彼は16の時にこの日記を作り上げていました」
ハリーとダンブルドアは優しくレンを見たが、アーサーはきょとんとして見せた。
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