第31話
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「痛い…」と小さく呟けばジョージは苦笑し、自分の頭も痛そうに撫でながらも、レンの頭を撫でてくれた。
「レイブンクローの特待生、ペネロビー・クリアウォーターよ。パーシーは夏休みの間、ずっとこの人に手紙を書いていたわけ。学校のあっちこっちで、こっそり2人で逢ってたわ。ある日、空いてる教室でキスしてるところを私が見ちゃったの。…皆パーシーをからかったりしないわよね?」
そこまで話すとジニーは不安そうに聞いたが、フレッドとジョージの表情を見て、レンはこっそりと「無理な相談ね」と心の中で思った。
「あ、そうだ。忘れてた。」
ロンは自分のポケットから杖を取り出すとそれをレンに向けて差し出すのでレンも今思い出したかのように「あ」と小さく声を漏らせば、レンとロンはお互いに見合って笑い、その杖を受け取る。
「なんかレンと急に仲良くなってないか?」
ジョージはその光景を不思議に思ったのか二人にそう声をかけると、2人ともまた顔を見合わせてレンはクスクスと笑い声をもらす。
「そんなことないさ。前から仲良しだぜ?…な、相棒」
ロンは双子の真似をしてレンにウインクを飛ばしそう言う。
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