ハリー視点
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「レン、待たせてすまなかったね。コイツラ大広間でバカ食いしてた挙句、そのままうろつくから探したんだ。…お前達はここで待ってろ」
マルフォイはレンに優しい表情を向けて言えば、ハリー達に待ってろと言いどこかへ行ってしまう。
レンはマグルの学校にいた時のような表情をしており、思わずじっと見つめてしまう自分がいた。
「何か御用?」
レンは不機嫌そうにそう言えば、自分の声に自分でも驚いたのだろう咳払いをひとつする。
「いや…」
ハリーは短くそう答えて続く言葉が出てこない。
レンが…まったく知らない人になってしまったような、そんな感覚がする。
マグルの学校で同級生になったその時を思い出してしまう。
とても可愛らしい女の子…微笑んではいたけれど、それが人形のようで感情が読み取れない。
自ら周りと関わろうともせず、話しかけられても必要最低限の返事しかしない。
唯一自ら動くとすれば、ダドリーが行き過ぎたいじめをハリーに対してした時、タイミングよく現れて声をかけた…それくらいだろう。
今なら判る。
あの時からレンはハリーを見守り、怪しまれない適度な範囲で助けてくれてたんだと…。
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