ハリー視点
「どうしてキミはここにいるんだ?」
ロン…もといクラッブの声にハリーは我に返った。いつの間にかに物思いに耽っていたようだ。
「ドラコに引っ張られて此処まで連れて来られ、そのまま放置。私が此処に居たら怪しいでしょっていったら、これを着ていろって」
自分が着ているローブを指でつまみそう言うと、納得したように何度か頷いていた。
そんなロンを見ればレンはもう話したくない、と言いたげに瞳を閉じてしまう。
それからは談話室に戻ってきたマルフォイが、日刊預言者新聞の切抜きを持ってきてマルフォイ劇場が始まっていた。
それにハリーもロンも出来るだけ不自然にならないように反応するのが精一杯だった。
所々クラッブやゴイルであるハリー達に優しくするレンの姿に、ハリーの気持ちがどんどんと落ちていくのが判る。
こんなやつらに優しくしなくて良いのに…。そんな気持ちがハリーの中には大きくあり胸をムカムカさせてチクチクともさせた。
やっとマルフォイがスリザリンの後継者の話をし始めた時、ハリーはほっとした様に
「誰が陰で糸を引いているのか、キミは考えがあるんだろう…?」
と、言えばマルフォイな小さく頷いた。
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