第4話
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レンはそのままハリーの手を引き、早足でノクターン横丁を後にした。
あれから暫く歩くと、前方にグリンゴッツ銀行の建物が見えてきて、視界に暖かい太陽の光が差し込む。
レンはそれを見るとほっと一息吐き、ダイアゴン横丁に入ると、少し人の邪魔にならない場所まで歩き、立ち止まると手でハリーの煤を払い除ける。
「ここまで来れば大丈夫ね」
「うん、ありがとう」
「とんだ災難だったわね。近くに飛んでいて良かったわ」
肩やローブについた煤を粗方払い除けると、ポケットからハンカチを取り出し顔についた煤を払い除ける。
ハリーは自分でやるよと言うと、レンは自分のハンカチをハリーに渡し、ハリーはそれで顔を拭いた。
「眼鏡も直さなきゃいけないわね。」
子供は外で魔法を使ってはいけない。大人に出会えば直ぐに直してくれるはずだ。
「お前さん達、こんな所で何しちょる?」
「ハグリッド、こんにちは」
レンはそう言うとハリーもハグリッドに向かって挨拶をし、ハグリッドは嬉しそうに笑みを返す。
「僕達ウィーズリーさんの所に泊まってるんだけど、はぐれちゃったんだ。探さなきゃ」
ハリーがそう言うと、ハグリッドは一緒に探してくれるらしく3人は銀行の方に向かって歩き始めた。
ハグリッドは大股で歩くので、ハリーは3歩、レンは5歩位早足で歩かなければならなかった。
「ハリー、どうして俺の手紙に返事をくれなんだ?」
ハグリッドは少し寂しそうにそう言うとハリーは「違うんだ」と慌てて言い話を続けた。
「屋敷しもべのドビーっていうのが、僕が手紙を受け取らない様にしてたんだ。僕がホグワーツに戻るのに問題があるみたいで…。それから僕は部屋に閉じ込められたし…ロン達が助けに来てくれたんだ」
「腐れマグルめ!俺がその事を知っとったらなぁ」
ハグリッドは歯噛みし、レンはドビーという屋敷しもべがドラコの家にいると言う事を伝えるべきかどうか悩んでいた。
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