第6話
パーシーに礼を述べると、ジニーを引き連れ元のコンパートメントへ引き返す。
「パーシーは野心家なの。魔法省大臣になりたいって言ってたから」
「夢が大きいことは悪い事じゃないわ。」
「レンの夢は何?」
レンがそう言うと、ジニーにそう聞かれてしまいレンはきょとんとしてみせた。
「そうね。『例のあの人』をグーで殴ることかしら」
と冗談言ってみせると、一瞬ジニーは青くなったが、ジニーは冗談だと判るとステキねと楽しそうに笑ってみせた。
コンパートメントに戻ると、先生に無事にお知らせする梟を飛ばした事を伝え、ハーマイオニーは一先ず安心した様な表情をした。
それから3人でホグワーツにつくまでの時間を過ごす。
レンはそう言えば…と、ハーマイオニーにRJLさんに会えた事を伝えてみれば、ハーマイオニーはそれを自分の事の様に喜んでくれた事がレンはとても嬉しかった。
その後、無事にホグワーツに着くと、ハグリッドは一年生を案内し連れて行き、レン達は馬車に乗り込もうと人の流れに沿って歩いてはいたが、その馬車を見ると思わず足が止まってしまう。
馬車の轅の間にはなんだか爬虫類と馬が混ざったような生物が居たのだ。
全く肉がなく黒い皮が骨にぴったり張り付いていて骨の一本一本が見え、頭はドラゴンの様だが瞳は白濁し背中の隆起した部分からは巨大な蝙蝠の羽の様な羽根が生えているし、レンはこの生物がなんていう生物なのか全く判らなかった。
レンは少し気味悪がり、馬車に乗り込むのを拒んでいたが、ハーマイオニーに引っ張られ渋々馬車に乗り込むしかなかった。
外見で判断してはいけないが、なんだか白濁した目が此方をジッと見ているような気がして落ち着かなかった。
大広間へと進んでいくと少しの間待たされ、新入生がマクゴナガルに引き連れられ入って来る。
皆その表情は硬く緊張している面持ちで、自分達も去年はあんな感じだったのだろうかと一年前の出来事だというのになんだか懐かしく感じた。
去年、自分達と巡り合わせ同じ寮にさせてくれた組み分け帽子を被り次々にと組み分けされていく。
ジニーは予想通りグリフィンドールに決まり、家族や寮の皆は歓声を上げ歓迎した。
「今年から闇の魔術に対する防衛術の先生をやって頂くことになったギルデロイ・ロックハート氏じゃ」
と組み分けの儀式を終えると以前書店で出会った人物が淡い水色のローブを着て皆に笑みを送ていたが、どうもこの人物は胡散臭くてレンは信じられそうもなかった。
先生の話も直ぐに終わると、ご馳走がテーブルいっぱいに広がり、各々食事を始める。
レンも軽く食事を取りながら、ハリー達の事を気にかけていた。
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