第7話
「どうしたの?」
なんだか、緊張した様子の少年にレンは座ったまま首を傾げ、その後ろから双子、そしてリーが同じ様にコリンを見つめている。
「レン…ですよね?僕も貴女と同じグリフィンドールのコリンです。良かったら写真を撮っても良いですか?」
そう言う彼の顔は何だか赤くなっていてレンはクスリと笑った。
「私の写真なんて撮ってどうするの?」
他の三人はピューピューと口笛を鳴らし囃し立てたので、レンは双子の脚に軽く蹴った。
「ちゃんとした薬で現像したら写真が動くって教えてもらったんです。写真を沢山とってパパに送ってあげたいんです!」
「あぁ、貴方はマグル出身なのね?」
レンがそう言うと、コリンは小さく頷いた。
「なぁなぁ、マグルの写真って動かないって本当か?」
レンが立ち上がるのにフレッドは手を貸すと、そのまま肩に腕を回し寄りかかる様にしてコリンに聞くとコリンは「はいっ」と元気良く答えた。
「お父さんは好き?」
「はいっ!」
レンがそう聞くと、コリンはそう答え、レンは自然と笑みがこぼれる。
自分もこう、父と母に愛される生活をしてみたかった…けれどそれは叶わない事で…
少なくともレンの父の所為で幸せを壊される事はなく、父を好きだと言える彼が少しだけ羨ましく思えた。
「良いわよ。…彼らは私の…あー…友達なの。一緒に映ってもらっても良い?」
レンがそう言うとコリンは小さく頷く。
「なぁ、折角だし俺が撮るからコリンも一緒に写れよ」
リーはそう言うと、コリンは嬉しそうにリーにカメラを渡しレンの側に来る。
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