第9話
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3人は、トーストを少し多めに持って競技場へと行くと、そこにはやっと選手達が出てきてこれから練習を始める様だった。
「まだ終わってないのかい?」とロン。
「まだ始まっても居ないんだよ。ウッドが新しい動きを教えてくれたんだ。」
そうハリーは言いながらも、目はトーストに行っていてレンは笑みを零した。
「ハリー」
レンが彼の名を呼び、予め食べ易い様に半分に切っていたトーストをハリーの口元に差し出すと、ハリーは「ありがとう」と言いトーストをあっという間に食べ終えてしまう。
「「レン、俺にも」」
ハリーの後ろから双子が現れると、同じような顔が同じ様に口を開けていたので、同じ様にトーストを口に入れてあげると、双子もあっという間に食べ終え「早く終わらせて朝食を食べに行こうぜ」とハリーと話しながらグラウンドに飛び立っていった。
席の方に行くと既にコリンが居て、憧れの眼差しをハリーに向けていた。
「コリン、おはよう」
レンはロンが止めとけと言うのを聞かずにコリンに声を掛けると、コリンは嬉しそうにハリーがクィディッチを教えてくれたと喜んでいた。
「けれど、ハリーは今、大切な練習中だから静かに応援してあげましょうね?」
レンが自分の唇の前でシーッと人差し指を立てて言うと、コリンは慌てて口を閉じコクコクと頷きそしてまたカメラをハリーの方に向けた。
レンはそれを見てクスリと笑うと、ロン達の側に戻り座る。
「素直な子なのよ。」
「情熱的だけどね」
レンがそう言うと、ロンはニヤリと笑いながらそう言ったのでレンも笑ってしまった。
「ねぇあれ…」
ハーマイオニーがレン達のやり取りを横目で見ながらグラウンドにグリーンのユニフォームを着た人達が入ってくると、空を飛んでいたグリフィンドールの選手は地に降り、彼らと話をし始めた。
「一悶着ありそうだぜ?」
「行きましょう」
ハーマイオニーの言葉にレンもロンも急いでグラウンドに下りていく。
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