第10話
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昼食をとりに大広間へと向かうと、マクゴナガルが探していたのかハリーとロンに声を掛けた。
あの空飛ぶ車で学校に来た件の罰則が今夜行われるらしい。
ハリーはロックハートとファンレターに返事をする手伝いで、ロンはフィルチと一緒に魔法を使わないで銀磨きをさせられるそうだ。
2人ともそれから暫く元気はなく、互いに互いの罰則を交換したそうだった。

相変わらずホグワーツでの生活は瞬く間に過ぎて行った。
もう十月でもう少しすればクリスマス休暇。
そして目の前に迫るのはハロウィーンだ。
去年のハロウィーンはトロールとの激しいパーティだった。
だが、今年は静かにそれを送れそうだと思うとレンは何だかほっとした。
「ジニー」
レンは談話室の暖炉の前で暖を取っていると、そこに顔色の悪いジニーが通りかかったのでレンはジニーを呼び止めた。
ジニーは不思議そうにレンの下まで来ると隣に腰掛け一緒に暖をとり始める。
「何か悩み事?」
「どうして?」
「最近とても元気がないわ。顔色も悪いみたいだし…何かあったなら相談して頂戴ね?」
ジニーはそれに小さく微笑んで「ありがとう」と言うと、そのまま寝室へと戻って行ってしまった。
レンはその後姿を心配そうに眺めながら見送ると、ロンが呻き声を上げた。
「まだ半分も残ってる…」
「魔法薬の宿題?」
レンがそう言うと「そうなんだ…」とロンが言うとハーマイオニーは「宿題を見せたらダメよ。ロンの為にならないんだから」とレンに念押しをしたので、ロンはまた不機嫌そうに宿題に取り掛かっていた。
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