第12話
しおりを挟む
次の授業は、魔法史だった。
授業が始まると、ハーマイオニーは先程と同じように、魔法史の先生、ピンズに「秘密の部屋」について尋ねたが、渋々話した内容はレンが話したのと同じ内容だった。
「勿論、全ては戯言であります。部屋の在りかを求め最高の学識のある魔女や魔法使いが何度もこの学校を探索したのでありますが、そのようなものは存在しなかったのであります。騙されやすい者を怖がらせる作り話であります」
ピンズ先生はそう言うとハーマイオニーは手を上げて先生に続けて質問した。
「先生…部屋の中の恐怖というのは具体的にどういうことですか?」
「何らかの怪物だと信じられており、スリザリンの継承者のみが操れる事が出来るという…言っておきましょう…そんなものは存在しない」
シェーマスが次は先生に質問の声をあげた。
「もし部屋がスリザリンの継承者によってのみ開けられるなら、他の誰もそれを見つける事は出来ない…そうでしょう?」
「歴代のホグワーツ校長、女校長先生方が何も発見しなかったのだからして…」
「でもピンズ先生」
今度はパーバティ・パチルだ…。
「そこを開けるには闇の魔術を使わないといけないのでは…?」
「闇の魔術を使わないからといって、使えないと言う事にはならない。繰り返しではありますが、ダンブルドアのような方が…」
「でもスリザリンと血が繋がっていないといけないのでは…ですからダンブルドアは…」
ディーンがそう言いかけると、ピンズ先生はもう沢山だとその話を打ち切った。
皆こんなにも秘密の部屋に興味があったとは、レンは予想していなかったので少々驚いた。
1/6
←前へ    次へ→
目次へ