第14話
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土曜日になると、今シーズン初のクィディッチの試合が行われる。
試合はグリフィンドールVSスリザリン。
レンは少し早めに起きて朝食を取りに大広間に向かうと、そこにはグリフィンドールチームの選手達が朝食をとっていた。
「おはよう。ハリー、隣良い?」
「うん、どうぞ」
「有難う」
レンはハリーの返事を待ってから隣に座ると、食事を取りながらもハリーの様子を気にかけた。
ハリーはいつもより元気がない様子で、ベーコンをフォークで突付きながら、何か考えている様子だった。
「ハリー、飛ぶのは楽しい?」
「勿論さ!いつかキミとも一緒に飛んでみたいな…本当楽しいんだ!」
レンの質問にハリーはぱぁっと表情を明るくし、微笑みながら言った。
レンはそれを見て、ハリーは本当に飛ぶのが好きなのだと実感し、思わず自分も笑みがこぼれる。
「その気持ち、忘れなければハリーは勝てるわ。」
レンはそう言うと、ハリーの耳元に口を寄せ「内緒だけれど、ハリーの方が上手だもの」と言うとハリーは笑った。
「不思議だよね、レンがそう言うと本当にそう思えるよ」
「そう?箒ぐらいのハンデ、あげなきゃ面白い試合にならないって思えばいのよ。ハーマイオニーが言っていたでしょう?グリフィンドールの選手は実力で選ばれているのよって。」
そう言いながら笑むと目の前に座っていた双子も「そりゃ良いや」とハリーと一緒になって笑ってくれた。
レンはこんな時間が大好きだった。
ホグワーツに入るまでは殆ど感じる事の出来なかった暖かい時間。
何気ない一時に、何気なく笑える…それがとても幸せに思えた。
暫くするとレンは選手達と一緒にグランドへ行き「頑張ってね」と声をかけ選手達と握手を交わすと、観席へと向かい、少しすればロンとハーマイオニーも来てレンの隣に腰掛けた。
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